![]() | この記事の監修者と編集者 監修:公認心理師/臨床心理士 FUMI(左写真) |

そう悩んでいるあなたに、毒親の相談に対応可能なカウンセリングルームをご紹介します。
- 毒親からの束縛に悩んでいる
- 精神的、肉体的暴力を受けた
- 育児放棄をされた過去があり、トラウマを持っている
そういった毒親へ対するイライラ、モヤモヤする気持ちを吐き出す場所を探している人は必見です。
目次
今すぐ悩み、吐き出しましょう。

我慢強いあなただから。こころの限界を超えるときはいつも突然。前ぶれなんてありません。
そんなときは、いつでもその場でプロカウンセラーと繋がれるオンラインカウンセリングを利用しましょう。
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毒親とは?
毒親(どくおや)とは、「子供にとって毒になる親」のこと。
子供を支配し、子供が嫌な気持ちになるような言動、行動を取る親。
まるで身体を蝕む猛毒のように、子供へ悪影響を与える親を指す言葉です。
母親が毒親である場合は毒母、毒ママ、父親がそうである場合には毒父と称します。
毒親という言葉はスーザン・フォワード著作の「毒になる親 一生苦しむ子供」で初めて使用され、そこから広まったとされています。
過干渉があるケース
過干渉とは、相手の事情に必要以上に立ち入ること。
そして自分の思い通りにしようと指図あるいは妨害することです。
子供の交友関係や進学、就職、結婚にまで口出しをして、時に子供のプライバシーを侵害するような行動も取ります。
このタイプの毒親は、「自分はちょっと過保護なだけだ」と思っています。
その上、子供のために口出ししているという思い込みから、悪気がありません。
子供も小さい頃から親の言う通りに行動してきたことから、親に依存しています。
そして他の親より過保護なだけだと思っており、毒親だとはなかなか気づけません。
DV暴力があるケース
毒親が子供にDV暴力を振るうケースも。
肉体的あるいは精神的暴力による虐待で、子供を支配下に置こうとするのです。
子供が何も悪いことをしていなくても、親の機嫌次第で殴る蹴る物を投げるといった肉体的暴力を振るう。
精神的暴力には、子供を過剰に叱りつける、「産まなければ良かった」と言って子供の存在を否定するなどがあります。
中には親から性的虐待を受ける子供も。
子供は親から受ける暴力が怖くて無抵抗に。
やがて「自分が悪い子だから親が怒るんだ」と思い込み、反抗する気持ちを失ってしまうのです。
放置・育児放棄のケース
乳幼児などまだ目を離すのは危ない年齢の子供だけで留守番をさせて、長時間(あるいは数日)家を空ける。
子供が甘えてきてもスマホばかり触って無視をし、スキンシップをしないといった放置型の毒親もいます。
- 子供の食事の用意をしない
- お風呂に入れない
- 日用品を買い与えない
- 歯磨きの指導をしない
という育児放棄のケースも。
どちらの場合も毒親は子供に無関心で、自分の都合を優先するために子供を放ったらかしにしています。
毒親の相談をしたい
大人になってみて、「もしかして私の親って毒親なのかもしれない」と感じる人は少なくありません。
Webで毒親のことを知ったとき、SNSで毒親に関する投稿を見たときに、「自分に当てはまるかも…」と、そこで初めて自覚するのです。
- 自分の親は毒親なのか相談したい
- 今まさに毒親に悩んでいて話しを聞いてほしい
そんなときは思いきって周りの人に自分の悩みを打ち明けてみましょう。
現在学生で親の庇護下にいるけれど、親の自分に対する態度がおかしい気がするというときも誰かに相談することを強くおすすめします。
でも誰にも相談できない
毒親かどうかを判断するのは、心理的な知識がない素人には少し難しいものがあります。
友達に「自分の親は毒親かもしれない」と相談したとき、「過保護なだけじゃない?」と言われ、がっかりしたことはないですか?
そんなことがあると人に相談する自体、怖くなりますよね。
あるいは「家庭の事情を友達に話すのは恥ずかしい」、「恋人に嫌われたくないから話せない」と思い、周りに相談できないと感じる人も。
毒親は非常にデリケートな問題なので、どうしても相談相手を選んでしまうのです。
考えられるパターンを検証
毒親へ相談する場合、どういったところへ行けばいいのか考えられるパターンを検証してみましょう。
お金がないけれど相談したいときはどうしたらいいのか。
DV暴力や育児放棄などの毒親の相談は、どの相談機関が適切なのか詳しく解説していきます。
無料の公的相談窓口
- 毒親について相談したいけれど、お金がない
- なるべくお金をかけずに相談に乗ってもらいたい
そんなときは無料の公的相談窓口を利用しましょう。
例えば「心の健康相談統一ダイヤル」は、電話をかけた場所から近い相談機関を知ることができます。
軽く相談に乗ってほしいときにおすすめです。
DV暴力を受けていて精神的にも肉体的にも追い詰められている場合、「いのち支える自殺総合対策推進センター」もあります。
警察
- 毒親からのDV暴力で身の危険を感じている
- 現在未成年で親に放置・育児放棄や虐待されている
という場合には、警察へ相談してみてください。
- 一人暮らししている家に押しかけられて迷惑している
- 毒親に金銭を寄越すよう脅されている
というケースならば、毒親を警察に通報するという方法もあります。
警察へ相談に行くなら、今まで毒親からされてきたことを詳細に記録しておくことが重要です。
DV暴力被害などの証拠になります。
もしも最寄りの交番へ相談に行っても良い反応が返ってこなかった場合には、警察署で相談してください。
役所
それぞれの役所ごとに違いがありますが、女性のための相談室など適切な相談窓口を案内してもらえます。
自分はどういうところに相談に行けばいいのかわからないときの利用にもおすすめです。
例えば引っ越し先を毒親に知られたくないという場合(支援措置)は、役所に相談してみてください。
毒親に住所が漏れないようにするには、どのように対処べきか教えてもらえるでしょう。
病院
毒親からDV暴力を受けて怪我をしたときは、我慢せず病院に行きましょう。
病院の医師に相談し、そこから警察や弁護士、精神科など適切な相談機関を紹介してもらえることもあります。
もしも毒親が病院までついてきてしまった場合、毒親からされていることや助けてほしい旨をメモに書いて、こっそり看護師または医師に渡すという方法もあります。
弁護士
- 結婚して家を出たのに毒親がしつこく家に押しかけてくる
- もう今後一切毒親と関わりたくない
そういった場合は弁護士に相談するというのもおすすめ。
親子の縁は切れませんが、分籍手続などの対処方法があります。
どの弁護士に相談すればいいかわからないときは、一旦「法テラス」を利用してみましょう。
法テラスには多くの弁護士が登録していて、無料の法律相談を受けられる場合もありますよ。
ネット掲示板
自分の親は毒親なのか判断できないというとき、ネット掲示板で相談してみてください。
ネット掲示板では自分と同じように毒親被害に遭ったという人と出会る確率が高く、意見交換ができます。
ただ単に愚痴を聞いてほしいだけ、という人にもネット掲示板はおすすめ。
毒親のことを話せる相手がリアルにいないなら、ネット掲示板を心の拠り所にしましょう。
カウンセラー
- 過去に受けた毒親からの育児放棄や過干渉、虐待がトラウマとなり、今も苦しめられている
- 現在進行形で毒親による何らかの被害に遭っている
という場合には、カウンセラーへ相談してみるのもいいでしょう。
カウンセラーは悩みを聞くプロです。
あなたが「これって毒親なの?」と判断できない悩みにも相談に乗ってくれます。
今後毒親とどう接していけばいいのかわからないときは、カウンセラーにそのまま不安を打ち明けてみましょう。
電話・メールでも可能
カウンセラーと直接会ってカウンセリングを受けるのには抵抗がある…。
そんな場合は、電話やメールによる相談でも大丈夫です。
対面カウンセリングが苦手な人もリラックスして相談ができます。
電話またはメールでのカウンセリングが初回無料のカウンセラーもいます。
金銭的余裕がないけれど誰かに相談したいというとき、カウンセラーを頼りにしてください。
結論:カウンセラーを推奨
無料の公的相談窓口に警察、役所に弁護士など様々な相談機関をご紹介しました。
その中で最も毒親の相談に向いているのはカウンセラーです。
カウンセラーは心理的知識があり、そして悩みを聞くプロとして多くの相談に乗ってきた経験があります。
他のところでは「過保護なだけ」と相手にしてもらえなかった人も、カウンセラーならば真剣に話しを聞いてくれるでしょう。