この記事の監修者と編集者 監修:公認心理師/臨床心理士 FUMI(左写真) |
目次
カウンセリングを受けたいけど…
「悩んでいることがあるからカウンセリングを受けてみたい」
そう思っていても、「こんな軽い悩みでカウンセリングを受けに行っていいの?」と遠慮して、なかなか行動に移せないでいませんか。
カウンセリングにはボーダーラインはありません。
あなたの抱えている悩みに対し、あなた自身が受けたいと思うならばカウンセリングへ行ってもいいのです。
私なんかの症状で受けていいの?
カウンセリングは自分が「行った方がいいかもしれない」、「専門家に聞いてもらいたい」と思ったときに行くといいでしょう。
「軽い悩みだけど…。私なんかの症状で受けてもいいの?」などと遠慮することはありません。
- 「理由は思いつかない。でも何となく仕事に行きたくない」
- 「朝は気分が落ち込むのに、夜になると元気になる」
- 「なぜか生き辛い気がする」
といった曖昧な悩みについても、カウンセラーはしっかり話を聞いてくれます。
ちなみに欧米では“悩みはないけれど、自分の心理を理解するために”と、カウンセリングへ行くことが主流。
平常時の自分について知っておくことで、ストレス負荷がかかったときの異変にすぐ気づけるからです。
ボーダーラインはなく自分で決めていい
カウンセリングを受けられるのはこういう症状がある人だけ、該当していないならカウンセリングを受ける権利はないなんて、そんなボーダーラインはありません。
あなたの好きなようにカウンセリングに通うかどうか決めてもいいのです。
“カウンセリング”とは悩みを抱えている人(クライエント/来談者)からの相談を聞いて、カウンセラーが精神医学的な面からアドバイスをしたり、指導を行うことをいいます。
簡単にいえばカウンセリングは、心理的な悩みを相談すること。
カウンセリングと聞くと何だか敷居が高いと感じるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
そもそもカウンセリングは悩んでいる人、クライエントである、あなたのためにあるのです。
だからあなたが「カウンセラーに話しを聞いてほしい」と思えばそれがカウンセリングへ行く良いきっかけになりますよね。
また、カウンセリングに通っていて途中で「もういいかな」と思えば通うのをやめてもいいでしょう。
心理カウンセリングを受ける準備
カウンセリングを受けるために必要な準備とは何でしょう?
カウンセリングを受けようと思ったときに準備しておくことがいくつかあります。
準備といっても特に難しいものではありませんが、あると良いのは予備知識、心構えです。
どのくらいの期間カウンセリングへ通うのか、料金の相場について知っておくと、いざカウンセリングへ行ったときにも慌てなくて済むでしょう。
また、カウンセラーの資格についてもご紹介します。
カウンセリングの予備知識を入れる
カウンセリングの予備知識を仕入れておくと、いざ行った際に「期待外れだった…」「思っていたのと違った」とがっかりすることが減ります。
まずカウンセリングではどんなことをするのか?これはカウンセリングを受ける機関によって若干違いがあります。
ですが、一般的にはカウンセラー1人とあなた1人の1対1(個人カウンセリング)で話し合いをします。
話すのは主にあなたが何に悩んでカウンセリングへ来たのか、どうなりたいのかということ。
場合によっては初回のカウンセリングで心理テストや、精神分析などの心理療法を受けることも。
その上で「ここよりも他の医療機関の方が適切な処置を受けられる」と判断されたなら、別の機関を紹介してもらうこともあります。
カウンセラーは悩んでいるクライエントに「こうしてみるのはどう?」とアドバイスなど提案はしても、「こうしなさい」と指示を出したり教えることはあまりありません。
基本的にカウンセラーはあなたのそばで、あなたが悩みにどう向き合いどのように受け入れるのか、自己解決していくかを専門家の視点から見守っているサポートキャラクター的存在です。
カウンセリングへ通えば絶対に精神状態が良くなるのか?いいえ、“絶対”とは言い切れません。
しかしあなたのモチベーション次第で、今の状態よりも生きやすいと感じられるようになったり、息苦しさが軽減できることもあるでしょう。
どのくらいの頻度と期間なの?
あなたの抱えている悩みによってカウンセリングに通う頻度、期間が変わります。
ですが、ほとんどの場合が15回以内でカウンセリングを終えることを目安として、週に1回あるいは2~3週間に1回のペースで通います。
期間は6ヶ月以内です。6ヶ月経った結果、自分でもう少し通いたいと思ったり、カウンセラーがもう少し通った方が良いと感じたとします。
その場合は、あと6ヶ月間ほどカウンセリングを続けることもあります。
人それぞれ悩みの受け止め方や改善方法も違うので、1回~3回程度のカウンセリングで気持ちがスッキリする人もいます。
電話カウンセリングの場合は1回きりで終えることが多いです。
料金相場について把握しよう
カウンセリングの料金相場についてですが、例えば民間あるいは大学付属のカウンセリングルームだと、1回50~60分前後で2千円~1万ほど。
カウンセリングに通う機関や、そのとき受ける心理療法などによってカウンセリング料金も変動します。
病院なら健康保険が適用できるところも多く、負担も軽減されます。
県立市立の公共機関「精神保健福祉センター・こころの健康センター」や、「教育センター」などは相談料無料です。
高いお金がかかる=腕の良いカウンセラー、質の良いカウンセリングではありません。
安い料金であっても、あなたに合うカウンセリングであるならそれが一番です。
軽くカウンセラー資格について知る
カウンセリングを受ける前に、カウンセラーの資格について少しだけ知識を入れておきましょう。そうすると、
- 「この先生はこういう資格があるから、こんな悩みを持っている人の対応が得意なのか」
- 「この先生はこういう知識があるんだ」
など判断することができます。
例えば臨床心理士の資格を保有しているカウンセラーは病院に在籍していたり、民間のカウンセリングルームを開室していることが多いでしょう。
一般企業なら産業カウンセラー、学校にはスクールカウンセラーが在籍していることがほとんどです。
実は国家資格である公認心理師が新たに設立されるまで、カウンセラーの国家資格は今まで存在していませんでした。
認定カウンセラー、産業カウンセラーなど、ほとんどのカウンセラーに関わる資格が民間資格なのです。
臨床心理士は指定の大学院修士課程(大学院で1年以上心理臨床の経験が必要な場合も)、もしくは専門職大学院修了を条件としています。
しかしこちらも国家資格ではありません。
資格が全てではないですが、カウンセラーを探す際にも保有している資格に注目してみると、納得できるカウンセラー選びができるでしょう。
カウンセリングルームを探す・決める
カウンセリングルームを探したいとき、どこのカウンセリングルームにするか決めるとき。
どのようにしたらいいのか悩んでしまいますよね。
そんなときはカウンセリングに通っている人におすすめを聞いたり、Webの口コミなどを参考にしてみましょう。
例として小さい子供から成人の心理・教育カウンセリングなら、
- 都道府県・市町村教育委員会所属「教育相談センター」や「教育研究所」
- 大学付属「心理臨床センター」
- 民間「カウンセリングルーム」
といった名称の相談機関があります。
他にも小さい子供から成人のうつなど精神疾患を対象とした医療・治療カウンセリングだと例えば、
- 保健所「精神衛生相談室」
- 病院・診療所等「精神科・心療内科」
- 民間「メンタルヘルスクリニック」
家族問題カウンセリングも、
- 民間「メンタルヘルスクリニック」
- 「精神保健福祉センター」
という名称の相談機関でカウンセリングを受けられます。
これらは一部の例、他にもたくさんの相談機関があるので、ゆっくり時間をかけて探してください。
色んなカウンセリングルームを検討しながら、継続して通えそうなところを見つけましょう。
経験者がいればおすすめを聞く
なかなかカウンセリングルームを決められないときに良いのが、「実際にカウンセリングへ通っている人におすすめを聞いてみる」ということ。
周りに誰かカウンセリングへ通っている・過去に通っていた人がいれば、どこか良いカウンセリングルームはないか教えてもらいましょう。
周りにそういう人がいないときは、ネットで情報を集めてみてもいいですね。
SNSや掲示板などであれば、こちらの顔も相手の顔も見えない分、カウンセリングについての質問もしやすいですよ。
Webで評判などを参考に探す
Webで「○○県(住んでいる県名や市名、最寄り駅) カウンセリング」と検索してみてください。
そうすれば、それぞれの県や市、または駅付近にあるカウンセリングルームを調べることができますよ。
そこから評判などを参考に探してみましょう。
「Aカウンセリングルーム 口コミ」などで探すと、口コミサイトが出てくることも。
「○○先生は優しく話しを聞いてくれる」とか、「○○先生は高圧的」などの口コミが書いてあったりします。
よりあなたと相性が良いカウンセリングルームを探すことができますね。
予約をしよう
相談に行ってみたいカウンセリングルームが見つかったら、次は予約をしましょう。
そのカウンセリングルームの公式HPメールフォームから、あるいは電話などの手段で予約ができます。
予約の際、もしそのカウンセリングルームのHPなどに情報が載っていなかったときは、
- 初回カウンセリング(初回面接)日時
- 当日行く場所
- カウンセリング料金や支払い方法
- 必要な持ち物(保険証や持病のお薬手帳など)
- 自分の悩みはそのカウンセリングルームで対応しているのか
というところを聞いてみることをおすすめします。
また、カウンセリングルームによっては男性のカウンセラーがいなかったり、女性のカウンセラーが在籍していないことも。
カウンセリングルームのHPにカウンセラーの写真や年齢が載っていることもあります。
ですので「この人がいい!」と思ったら、予約時に「○○先生にカウンセリングしてもらいたい」と伝えてみるといいでしょう。
当日までに準備したいこと
カウンセリングへ行く日が決まりました。さて次は、当日までにちょっとだけ準備をしておきましょう。
「また準備?」と思うかもしれませんが、これも全然難しいことではありません。
しかしやっておくと、カウンセリング当日に焦ることなくカウンセラーに相談できます。
パニックになってしまっても、その状態を見てカウンセラーは、よりあなたを知ることができるので悪いことではないのです。
悪いことではないですが、悩みを相談したいと思って行ったのに言いたいことが言えないと落ちこむ人もいるでしょう。
「初回カウンセリングから意思の疎通を図りたい」という人は、準備をしておくといいですよ。
私は何に悩んでいるのかを書き出す
あなたはどういうことに悩んで、カウンセリングへ行きたいと思っていますか?
- 「仕事へ行こうとするとお腹が痛くなる」
- 「電車に乗ると動悸が激しくなる」
など、モヤモヤしていることを紙に書きだしてみてください。箇条書きでもいいですし、文章でもいいでしょう。
思いつくままに自分の悩んでいることを書いていくと、それがあなたが納得できるカウンセリングルームを探すための指針にもなります。
- 「こういうことが嫌」
- 「こんなことをしてしまう…」
- 「やめたいのに、こういう癖をやめられない」
ということも書いておくといいですね。
悩みを書いた紙をそのままカウンセラーに渡して、「今日はこういう悩みがあって来ました」と相談を始めるのもおすすめです。
どういう状態になりたいのかをイメージ
カウンセリングを受けて、あなたはどういった状態になりたいですか?
「仕事へ行きたくない」ことが悩みなら、「仕事へ行くことを苦痛だと思わなくなりたい」など、なりたい状態をイメージしてください。
漠然としたイメージでもいいので、「自分は○○で悩んでいるけれど、最終的にはこの悩みをどうしたいんだろう」と考えてみる。
すると、カウンセリングでどうしていきたいかを明確にできますよ。
カウンセリングで精神状態が良くなるかどうかは、自分のやる気、活力にも関係があります。
「こうなりたい」「こうしたい」という希望があれば、よりカウンセリングに対しても前向きになれるでしょう。
カウンセラーにどう接して欲しいかをイメージ
最後に、カウンセラーに対して「どういう感じに接してほしい(とにかく優しく見守ってほしい・悩んだときにアドバイスをしてほしい)」ということをイメージしてみましょう。
- 「アドバイスはいらないから、とにかく私の悩みや愚痴を静かに聞いていてほしい」
- 「私と一緒に怒って、一緒に泣いてほしい」
などあなたの好みのカウンセラーがいるなら、それを思い描いてみてください。
どういうカウンセラーがいいのか、どのように接してほしいのかをイメージしておく。
するとそのイメージが、実際に会った際「このカウンセラーは微妙だなぁ」「この人で良かった」というような、カウンセラーを選ぶ判断材料になります。
初回の面接でたいせつにすべきこと
初回のカウンセリング(初回面接)へ行くときにポイントとなるのが、
- 「上手く話そうとしないこと」
- 「本音を伝えること」
また、「どうすれば今の苦しい状態から抜け出せるのか?」を尋ねてみることも大切です。さらに、
- 「自分はそのカウンセリングルームへ通い続けられるのか」
- 「継続した場合、初回以降どの程度の頻度・期間を目安として通うことになるのか」
も聞いておくといいでしょう。
最初に疑問に思っていることを確認しておくと、「このまま、このカウンセリングルームへ通っていてもいいのだろうか…」と悩まずに済みます。
上手く話そうとしない
カウンセリングへ行ったけど、
- 「ひと言も話せなかった」
- 「いきなり泣き出してしまった」
- 「イライラした態度を見せてしまった」
- 「緊張して震えてしまった」
なんてこともあるでしょう。でも気にしなくて大丈夫。
こうした通常時とは違うクライエントの様子を知るのも、カウンセラーにとっては大事なことだからです。
カウンセリングで上手く話せなくても、カウンセラーは受け入れてくれます。
何に悩んでいるのか、自分はどのようにしたいのか、曖昧でもいいので話せるようなら少しずつ話してみましょう。
「上手く話さないといけない」なんてことはないので、安心してください。
自分から話し始めることができなくても、カウンセラーによっては「最近眠れてますか?」など質問してくれることもあります。
話せそうにないなら、それに答えるだけでもいいのです。
本当のこと・本音を伝える
カウンセリングでつい嘘をついてしまったり、見栄を張って本音を隠してしまうこともあるでしょう。
嘘でごまかしたり本音を言わずはぐらかしていると、その後のカウンセリングでも「気まずい」、「嘘がバレていないかな」など気になってきます。
そして、最終的にはカウンセラーのことをネガティブな気持ちで見るようになります。
それではカウンセリングの度にストレスが溜まってしまい、精神的にも更に不安定になる恐れがあります。
カウンセリングで嘘をついたり本音を隠すと、カウンセリングへ行くこと、カウンセラーと話すことがあなたの悩みの一つになってしまうのです。
「これを言ったら引かれるかも」とか「変だと思われたらどうしよう」と悩んで真実を隠すより、本当のこと、本音で話した方がカウンセリングの効果がありますよ。
無理に話さなくてもいいですが、カウンセリングではなるべく取り繕っていない、ありのままの自分を出しましょう。
カウンセラーに良くなる方法を尋ねてみる
悩みを話し終えたら、
- 「これからどうしていけばいいんでしょうか?」
- 「私はどうすれば今の状態から良くなりますか?」
など自分が良くなる方法について、専門家の考えを聞いてみましょう。
カウンセラーに、第三者から見て今の自分はどういう状態なのか、そして良くなるにはどうしたらいいのか教えてもらえれば先の不安も軽くなるはず。
またこうした質問にしっかりと考え答えてくれるのは、あなたと相性の良い、クライエントに共感し、味方になってくれるカウンセラーだと判断できるのです。
返ってきた答えが自分の求めていた答えではなかったり、「どうしてそんなこと聞くの」、「そんなこと言われても今の時点では何も言えないよ」と冷たくされた場合。
そのカウンセラーとは相性がよくない可能性があります。
面接の頻度や期間の目安を聞く
自分は大体どのくらいの頻度でカウンセリングに通えばいいのか(1ヶ月に2~3回など)、カウンセリングを継続する期間について聞いてみてください。もしも、
- 「仕事があるから2~3週間に1回しか来れない」
- 「不安感が強いから1週間に1~2回通いたい」
など希望があれば、思いきって伝えてみましょう。
我慢して言われるがまま通うより、自分が無理のない頻度や期間でカウンセリングを受ける方が効果が高いからです。
あなたの状態をしっかりと見てくれて、あなたが良くなっていくことをちゃんと考えてくれるカウンセラーであれば、あなたの希望を汲んでくれるでしょう。
こんなときどうしたら(Q&A)
実際にカウンセリングへ行ってみると、
- 「本音で話すなら、トラウマも話すべき?」
- 「相性が合わないカウンセラーでも我慢してカウンセリングへ通わないといけない?」
という疑問も出てくるでしょう。
あなたの「こんなとき、どうしたらいいの?」という悩みを解決できるようなヒントをご紹介します。
カウンセリングやカウンセラーに対してネガティブな気持ちが出てきたときの参考にしてください。
Q.話したくないトラウマも話さなくちゃだめ?
話したくない、誰にも知られたくないトラウマは無理に話さなくてもいいのです。
カウンセリングでは、あなたがそのとき話せることだけ話しましょう。
今は話せなくても、いつか自然と「トラウマについて聞いてほしい」と思うタイミングがやってきます。
カウンセラーから過去を詮索してきたり、執拗にあなたのトラウマを知ろうとすることはありません。
カウンセリングではなるべく本当のこと、本音を話した方がいいですが、言いたくないことは言わなくても大丈夫です。
もしもあなたとカウンセラーで信頼関係が築けたなら、「実は過去にこういう嫌なことがあって…」とトラウマについて話してみましょう。
信頼できる人に話したいと思う気持ちが大切なのです。
Q.カウンセラーと相性があわない!変えても良い?
「このカウンセラーとは相性が悪いなぁ」と思ったら、他のカウンセラーまたはカウンセリングルームに変えても良いです。
カウンセリングはクライエントであるあなたのためにあります。
そのカウンセラーが嫌だと思ったとき、「どうして、どんなところが合わないと感じるのか」を考えてみましょう。
そしてその気持ちを、該当のカウンセラーに伝えられるなら伝えてみてください。
すると、カウンセラーがあなたの不満を受け入れて、「それならこうしませんか?」と改善点を提案してくれることもあります。
それに納得できるなら、もう少しそのカウンセラーとのカウンセリングを続けてみてもいいですね。
どうしてもカウンセラーを変えたいと感じる場合は我慢せずに自分の気持ちを優先しましょう。
Q.話していると泣きそうになってしまいます。
カウンセリング中に泣いてしまう人は珍しくありません。
もしも泣きそうになっても、カウンセラーは「面倒なクライエントだ」なんてことは思わないので、そのまま好きなように涙を流してしまいましょう。
カウンセラーによって対応は変わりますが、もし泣いてしまっても落ち着くまで静かに待ってくれたり、「今まで嫌なことを我慢して、よく頑張ってきましたね」と励ましてくれることも。
泣くことはいけないことではありません。涙を流すのは、ストレスの緩和につながります。
カウンセリングの度に毎回泣きそうになったり、泣いてしまっても、それはあなたにとってそのとき必要なことなのでしょう。
(最後に)大丈夫、きっとよくなります
カウンセリングを受けることで、あなたのトラウマや症状は、今よりもきっとよくなっていくでしょう。
明確な解決方法が見つからなくても、悩んでいることを聞いてもらうだけでも思考もまとまって、不安感が軽減されますよ。
カウンセラーはあなたのどんな悩みや気持ちにも共感してくれます。
「こんな軽い悩みでもカウンセリングへ行ってもいいのかな…」と遠慮なんてすることなく、あなたがカウンセリングを受けたいと感じたなら、思いきって行ってみましょう。